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REC卒業生×講師インタビューVOL2

REC卒業生と講師のインタビュー記事第2弾です。

Interview02
本科コース 福谷さん
国家試験に合格できたのは、安冨先生の一言で気持ちの切り替えができたおかげです。

追い込まれていた時期に、安冨先生が息抜きに映画鑑賞を勧めてくれて。そこから気持ちを切り替えて、勉強に集中できるようになりました。

Q.1
RECを受けようと思った理由・きっかけは?

A.
大学時代にRECの先生方が大学に出張講義で来てくれていたので、現役時代からRECのことは知っていました。
いざ予備校を決めるとき、項目(テキスト、授業の分かりやすさ、雰囲気、人数など)をリストにして、色々な予備校を挙げて、自分に合う・合わないを書き出したんです。
そのとき、大学時代に受けたRECの講義が、どの教科も分かりやすく、テキストもポイントが端的にまとめられていたのを思い出して、自分に1番合うのはRECだと思いました。
他の予備校の授業も単科目で受けたことはありましたが、人数が多くて…。1年間通うとなると、質問しやすい環境がいいなと思っていました。
あと、RECがある新大阪駅は、遊ぶ誘惑が少ないのも理由の1つでした(笑)。

Q.2
受講前と受講後でどのような変化がありましたか?

A.
RECに来る前は、詰めこみ型の暗記がほとんどでした。ただ無心で覚えて、過去問をやる、みたいな。学生時代は、卒業試験もあって、あまり余裕がなかったのも原因の1つのような気がします。

RECに入学して、5月初旬から本科準備コースに通い出したんですけど、ただの暗記だったのが、なぜそうなったのか理解できるようになったのが大きな変化ですね。
本科準備コースは、授業は週4回で、水曜日は休みなんですけど、勉強時間だけは誰にも負けたくなかったので、自習のために通っていました。勉強するための生活習慣も大きく変わった気がします。

Q.3
REC生同士の雰囲気はどうですか?

A.
私は同じ大学出身の友達が少なかったんですけど、他の大学の友達ともすぐに打ち解けて、卒業した今でもよく連絡を取っています。

結構、勉強していても、してないよって言ってしまうことってあるじゃないですか(笑)。でも、RECの友達は、勉強していたら「私ちゃんとやってるよ」と、素直に言い合える関係で、お互いに良い刺激になって成長できていたと思います。

分からないところがあったら、教え合える関係ができていましたし、教えることって自分がちゃんと理解できたことも成績の伸びにつながったと思います。

Q.4
安冨先生の第一印象は?

A.
安冨先生は大学の時に初めて会ったんですけど、若いメガネの男の人がいるなって感じでした(笑)。でも、教え方は大学で受講していた当時からとても分かりやすかったです。
安冨先生は薬理とかの先生なんですが、他の予備校で受けたどの薬理の先生の授業よりも、一番分かりやすかったです。
頭に入ってきやすい話し方で、ゴロも替え歌などあって覚えやすかったです。

Q.5
安冨先生とのエピソードで印象に残っていることは?

A.
1月の追い込みの頃、成績が伸び悩んで追い込まれていた時期があったんです。
そのときに、ちょうど安冨先生が声をかけてくださった時があって、あまりにも不安すぎて先生の前で泣いてしまって…。
真剣に話を聞いてくれた後に、勉強のしすぎで疲れてるんじゃないかと、当時先生が見た映画を気分転換に見てきたらと勧めてくれました(笑)。
勉強のことは忘れて息抜きに見ておいでと言ってくれて。その日にレイトショーを見に行ったんですけど、ただ映画を1回見ただけで、結構気持ちがリセットできたんですよね。
そこからは、気持ちを切り替えて集中でき、点数も上がったので、安冨先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

Q.6
RECで学んだことが社会で活かされていると実感することはありますか?

A.
今病院に勤めているんですけど、今でもRECのテキストを現場で使ってます。
病棟に出たときに、薬の副作用や効果を調べたりするのにとても役立っていて手放せないですね。

Q.7
受講を考えている方にメッセージをお願いします。

A.
予備校って色々あるので迷うと思いますが、人数が多いのが苦手な人、質問事項を1つずつ潰して前に進みたい人には本当におすすめです。
1年間通すとたくさん質問事項が出てくるし、それを1つずつ消化しないと前に進めません。RECの先生は、どの先生も生徒一人一人と向き合ってくれて、先生たちからも話しかけてくれるので、先生に苦手意識がある人にとっても良いところですよ。

安冨 講師
思いつめすぎていた福谷さんを、
半ば強引に映画館に行かせました(笑)

思いつめすぎかなと感じたので、福谷さんには息抜きを勧めました。生徒一人ひとりの自主性とやる気を重んじてサポートしていきたいと考えています。

Q.1
福谷さんの入学当初の第一印象はどうでしたか?

A.
真面目そうな子だなという印象でした。

Q.2
先生は、薬理が専門ですよね。
福谷さんが、安冨先生の授業はとても分かりやすいと言っていました。
生徒さんに分かってもらうために、何か工夫されていることはありますか?

A.
実は、私自身、学生の頃は薬理がすごく苦手だったんです。
だからこそ自分の体験を活かし、講師になってから「なるほどな」と思った部分を、そのまま伝えるようにしていますね。

また、薬理は量が多く、とにかく覚えないといけない科目なので、できるだけ最短距離で覚えるための整理の仕方や替え歌などを作って、工夫して教えるようにしています。

Q.3
福谷さんは、就職してからも、RECのテキストを職場に持って行かれているそうです。
テキストを作る上で工夫されていることはありますか?

A.
基本は講義ありきで、理解しやすい形にしています。できる限りコンパクトにまとめておいて、特に理解を深めてもらいたい部分は黒板を使って説明し、実際に手を動かして写してもらうことで頭に入れやすいようにしていますね。

Q.4
生徒一人ひとりの名前を覚え、生徒のことを1番に考えてくれる先生が多いと話していました。先生方が自主的にそうされているのですか?

A.
REC設立初期のメンバーが、熱心に指導してくれる講師達だったので、恵まれていましたね。RECの講師としての資質の基盤を作ってくれました。生徒一人ひとりの名前を覚えるのは当然です。生徒のことを何も知らない状態で、講義をしてもコミュニケーションをとっても、何の説得力もありませんからね。

Q.5
福谷さんの安冨先生とのエピソードで、映画を勧めてくれたことが印象的だったと話していました。他の生徒さんにも、勉強以外のアドバイスをされているのですか?

A.
生徒一人ひとりによって、アドバイスは全く違いますね。例えば家で勉強しない生徒だったら、勉強させるために「今から勉強します」「終わりました」というメールを毎日送るように言ったりします。相談に来るのが苦手な生徒には、積極的にこちらから声をかけるようにしますね。

福谷さんの場合は、成績では問題ないと思っていました。心配だったのはメンタル部分。その時も不安を口にしていましたが、普通にやれば大丈夫という状況でした。
ちょうどその時に私が子供と見た映画があったので、半ば無理やり見に行かせましたね(笑)。全部放り出して行っておいでと。思いつめすぎかなと感じたので。

Q.6
生徒さんが国家試験に合格した瞬間はどのような気持ちですか?

A.
私達はその日のためだけに日々積み重ねているので、どれだけ大変なことがあってもその日が上手くいけば、良かったなと思える瞬間です。

Q.7
受講を考えている方にメッセージをお願いします。

A.
やる気さえあれば、何とかなる環境はRECにはあります。
やらないといけないことは分かっているのに上手くいかなかったり、頑張っても成績が伸びなかったり、メンタル面で不安を抱えたりすることも多いと思います。
皆さんの自主性を大切にしながら、合格までの道を精一杯サポートしていきたいと考えています。